風邪の症状のくしゃみ、鼻水は化学伝達物質が原因で起こります

風邪の症状のくしゃみ、鼻水は化学伝達物質が原因で起こります

人体には肥満細胞と呼ばれる細胞が存在し
皮膚や空気の通り道である気道の粘膜や
腸管の粘膜などの外界と接する場所で
待ち構えている細胞のことです。

 

これは内部にヒスタミンやセロトニンという
顆粒状の科学伝達物質をもっています。

 

何らかの刺激を受けた肥満細胞は、科学
伝達物質を一気に放出し、体に出る
様々な炎症症状の原因になるといわれてい
ます。

 

例えば化学伝達物質として有名はヒスタ
ミンというのは、平滑筋とよばれる筋肉を
収縮させたり、血管を拡張させると同時に
水分や細胞、さらにタンパク質を血管の
外部に押し出す透過性を促進させ、その
部位の皮膚やむくみの原因となります。

 

皮膚がじんましんのように赤くなったり
する症状が発症するのはこのヒスタミン
が原因です。

 

例えば花粉が鼻の粘膜に付着すると、く
しゃみによって花粉が体内に侵入しない
ようにブロックするのですが、この
ブロックでは対応しきれない場合は
ヒスタミンが鼻の粘膜で暴れるため、
鼻水やくしゃみが過剰に発症し、
結果として、重度の鼻水や鼻づまりに
なったりすることもあります。

 

またヒスタミンが気道の平滑筋に作用
すると空気の気道である気管支を締め
付けることがあり、呼吸困難になる
リスクも潜んでいます。

 

これがいわゆる気管支喘息の症状
です。

 

またヒスタミンは気管支の粘液を作る
細胞を活性化するので、痰が過剰に
分泌され、さらに呼吸が困難になると
いうことも考えられます。

 

ちなみに花粉症にかかった場合、近年
は花粉エキス注射によって治療をする
という方法が誕生しました。

 

これは花粉などのエキスを何度か注射
をすることによって花粉の濃度をすこし
づつ増大させていくことによって、
花粉に体を慣らしてしまうという方法
です。

 

特に子供に対しては効果が高いと
いうことで知られています。

 

ちなみに花粉アレルギー体質の人は
ショック死には注意が必要です。

 

呼吸困難や意識障害という命を落とす
リスクさえ否定できないというショック
状態に陥ることがあり、これを
アナフィラキシーショックと呼びます。

 

これはアレルゲンが侵入して30分
程度で発症するので緊急処置をするよう
にする必要があります。


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